もう少し山を味わいたい・・・光城山2008/08/02 23:17

そろそろもう少し山らしい山に行きたいなあと思っているがいきなり北アルプスではいけないだろう。でも高い山は見てみたい。
日本百名山を紹介する雑誌の北アルプス常念岳編に、常念岳など北アルプス南部を展望するところとして光城山~長峰山を取り上げていた。標高約1000mで登山標高差450mはちょっと物足りないけれど、松本に近いので日帰りも可能ということで登ってみることにした。
2008年8月2日(土)7時44分西岐阜発名古屋行きで出発。
名古屋から快速ナイスホリデー木曽路に乗るのだが、6月の薮原行きの時分かった事だがこの東海道線名古屋行きがそのままナイスホリデー木曽路になるので乗り換える必要がない。
塩尻まで乗り換えなしで行けるのはありがたい。
今日はいつものように松本周辺で2~3時間過ごすのではない。山に上がりそれも初めての山だし時間を計算するのは難しい。帰りの電車を特定できない。それに年をとったからか、あまり遅く帰るのも避けたい。そんな理由で今日は青春18切符ではなく青空フリー切符にした。
そうすれば特急にも乗れるから。
青空フリー切符では中央線のフリー区間は木曽平沢まで。だから、木曽平沢ー田沢の普通切符も買っておいた。
塩尻11時15分着、ここで11時26分発長野行きに乗り換える。駅の売店で昼用のおにぎりを買う。長野行きの中で食べようと思っていたが電車はよく込んでいて食べられない。15分ほど停車した松本の次が田沢12時6分着。この田沢が光城山の最寄り駅だ。電車を降りた数人の中にリュックを背負った人がいたがなぜかその人はまた駅舎へ戻って行ってしまった。
JR篠ノ井線に並行する国道19号線を北に向かう。雑誌の地図によると登山口まで40分とある。狭い歩道を歩いて行くが絶え間なく走ってくる車に対し危険を実感する。地図のルートより手前かもしれないが山側へ入る踏切があったのでそちらへ入った。山側の家並みの中の道を北へ歩きながらおにぎりを食べることにした。車の通行が少ないので安心して歩くことができる。
20分ほどすると左に安曇野を望めるようになってきて歩道のついた新しい道になる。するとカラフルな新しい家の建つ町並みが現われた。新しい分譲住宅街といった感じなのだが、これから山に登ろうとして歩いている身にとってどうしてもこの雰囲気を受け入れることができない。わが町岐阜でも市街地に接して金華山や百々が峰などの山があり、住宅の横に登山口といったところもあるだろうが・・・
登山口への標識にしたがい右折する。光城山は桜の名所らしく登山口横に広い駐車場があった。12時55分、登山口からいきなりジグザグに高度が上がる。はじめは眼下に安曇野が眺められたが上がるにつれて樹林に遮られる。なぜか今日はだんだん息があがってきた、少しむかつきもある。直前におにぎりを急いで食べたからかな。
40代ぐらいのペアが道脇で弁当を食べていた。「頂上はどれくらい?」と聞くが「私たちも初めてで分からないがもうすぐだと思う」の返事。ひと登りしたところが頂上だった、13時50分。城跡と古峰神社がある標高912mの頂上は丸く広い。木々であまり視界はよくないし木々の間からの北アルプスはかすんで薄っすら見えるだけ。北アルプスの展望台として期待してきただけに残念。
反対側へ少し下ると林道に出る。長峰山へはこの舗装された林道を歩かせられる。途中キャンプ場などの施設がある天平の森があり、なんと大型バスが来ているではないか。夏休みなので子供たちが来ているようだ。
この先で車道から分かれた登山道に入り15分ほどで長峰山の頂上に着く。934mの山頂に展望塔があり眼下に安曇野が広がるが、相変わらず山々はかすんでいた。この一帯は桜の時期がメインなのだろう。光城山頂上から林道付近では数人を見かけた登山観光客も長峰山ではだれにも会うことはなかった。下山道の案内がない。
下山方向についた踏み跡に入った。かなりいい加減に道をとったが道はしっかりしていた。ところが進むにつれ、道はあるのだが草が覆いかぶさるようになり顔にクモの巣や枝がかかるようになってきった。急いで下りてきたのでタオルとお茶のペットボトルを落としたのに気づかなかった。少し戻って探すが見当たらない。ちょっと不安とあせりを感じてきた頃木の隙間に車道が見えた。下山道を外れ車道へ向かって滑り降りるような踏み跡があったので逃げるようにそちらへ降りた。頂上から25分ほど経っていた。
車道のほうが距離は長いだろうが確実のような気がした。詳しい地図を持ってこなかったことを後悔した。車の通行も大変少ない、もちろん歩いている人はいないがしばらく下ってくると電車の音が聞こえてきた。もう一度山道に入って下ると篠ノ井線の横へ出た。明科駅はすぐだった。15時55分、車道へ出てから45分。
松本からはワイドビューしなの、この特急に乗るのは何年ぶりか。先頭の自由席はすいていた、最前列の座席に座り前面風景を楽しみながら名古屋に向かった。

北横岳2480m2008/08/30 22:49

今月に入って岐阜バスのながら会ツアーにウォーキング倶楽部というのがあるのを知った。
どうせ行くならと難易度★3つの北八ッの北横岳を選んだ。
蓼科山の裏の大河原峠から北横岳へ登り坪庭からロープウエイで下山というコース。
2008年8月30日(土)、前々日の集中豪雨で各地に大きな被害が出て今日もまだすっきりしない天気。本当に出発するのか心配でもあった。娘からはキャンセルしなさいときつい言葉、でもとりあえず登山口までは行ってみよう。
曇り空の中バスは定刻より少し早く出発した。長野県へ入ると天気は回復してきた。高速道の路面も乾いている。ところが諏訪へ入ると雨模様になってきた。茅野から白樺湖を経由して大河原峠を目指す。雨は小雨だ。大河原峠は20数年前子供が小さい頃少し山歩きをしたところ。その頃をあまり覚えていないが緑が少なかった記憶がある。今日は緑も増えていて、また峠には山小屋が2軒ほどあるだけで当時と変わってないようでなぜかうれしかった。
標高2090mの大河原峠、雨も止んで12時出発。他のバスの登山客も交じりゆるい下り坂を行列状態で歩く。道は水溜りと小川が続き10分ほどしたら雨が落ちてきた。でも小降りだし風もないので傘が使える。峠から約30分の天祥寺平で左折する。悪天候のときは逃げ道としてこのまま下るつもりでいた。
いよいよこれから登りだがササが道を隠して道の状態が見にくい。徐々に行列も間が空いてきてササの道はさらに見にくい。雨も相変わらず。合羽のズボンは履いたが上着を着なかったので腕が濡れてきている。13時過ぎ亀甲池を過ぎる。
木々が鬱蒼としたなかの道は岩が増えてきてきつい登りになってきた。傘を片手にもう一方を岩や木の根を持って登る事が増える。濡れているので滑りやすい。同じバスの人ですぐ前を歩いてた女の人にどんどん離される。急坂が続きさすがにキツイ、2分ほど立ち止まり息を整える。
周りが明るくなってきて頂上が近くなってきたようだ、岩も少なくなりゆっくり歩くことができるようになってきた。ハイマツが出てきたところが頂上だった。14時15分、2480mに立つ。なぜか頂上は雨が降ってない、でも周りの山はまったく望めない。残念・・・
もうすでにここまでのきつかった登りの事はどこにもない。体の動きが止まり汗が冷えて寒い、上着を着た。10分ほどで頂上を後にし、すぐの南峰を通って下りの道に入った。再び雨が落ちてきたが滑りやすい急坂を急ぐ。数人を追い越し平らな坪庭に入ると周りにはもう誰も見えない。もちろんガスで周りの景色も見えない。
15時15分、大きな建物のロープウエイ山頂駅に着く。20分発山麓行きが出るというので乗り場へ急ぐと、なんと101人乗りのでっかいロープウエイだった。
山麓駅で雨と汗で濡れた服を着替えバスに戻るとまだ3人しか戻ってなかった。

ちょっと一考
6月からクルマの後部座席もシートベルト装着が義務化された。観光バスの乗客も装着することになった。そして乗務員のバスガイドもベルト装着せよということらしい。今までのように車内を歩いてお客さんのお世話ができなくなったと言う。だから今日は停車中にお茶を2回配り、顔が見えないところでのお話。
これ以上に何をしてほしいかといって別にないが、今までを知っている人から不満が出て当然だと思う。6月からバスは3回目だがこのままならガイドなど必要ない、観光案内ならビデオで十分、ガイドの人件費分だけ旅行費を下げてくれたほうがどれほどいいか。
確かに事故が起きればガイドに被害が及ぶことは十分ある。事故で命を落とすことはあってはならない。命をかけてまでする仕事でないなら乗る必要はない、でももっと危険な立場で仕事をしている人はいっぱいいる。そしてその危険な乗り物に乗っているお客はどうしたらいいのだろう・・・