東北一人旅④ ― 2009/02/21 20:38
2009年2月16日(月)、この時期仙台からなら蔵王の樹氷だと、昨夜ホテルで蔵王のHPのプリントをもらっておいた。「山形側からロープウエイで上がることができ、天気がよかったらすばらしい景色が広がるが悪天だと吹雪で気温も下がるのでそれなりの装備が必要」
天気予報によれば今日は寒くなり雪が降るとのこと。
仙台7時7分発の仙山線山形行きに乗る。月曜日の朝なので通勤通学客がかなり乗っている。仙台から20数分高度を上げながら山間部に入ってゆくが、こんな所にもと思うような所にいくつもの新しい住宅地が造られている。このあたりから降り出した雪は降ったり止んだり、そしてだんだん多くなり、作並・山寺といった聞いたことのある駅名を過ぎ峠を越える。駅前の階段をスコップで除雪している人がいる駅も。この仙山線は交流電化の実験が行われた線で電化はかなり古い。東北地方で電化されているJR線は仙石線を除いて交流だ。交流も直流もそれぞれ短所長所があるようだが新幹線は交流を採用している。在来線には交直両用電車が走っており、切換えの無電区間では車内照明が消えて走るのを北陸線で経験したことがある。
蔵王に上がる事を決めかねていたが電車から見る蔵王方面は雲に隠れている。電車の車掌に聞いてみた。「はっきりはわからないがこの天気だと吹雪いているのじゃないかな」で蔵王はあきらめた。
羽前千歳で奥羽線と合流する。奥羽線の新庄ー福島は山形新幹線として東京から新幹線電車が直通で来ている。ということはここから山形までは二種類のレール幅の電車が走る。昨日通った秋田新幹線の秋田ー大曲は3本のレールで2種類の電車を走らせていたが、ここでは2種類のレールを別々に敷いて走らせていた。一見複線に見えるが単線を2本並べた形だ。だから複線を逆走しているように見える場面もある。羽前千歳を出た電車は新幹線用のレールを横切る。サイズの違うレールがX字に交差する珍しいところである。
山形まで行きすぐ出る新庄行きの普通列車に乗りかえる。山形ー新庄の新幹線は1時間半から2時間に1本しか走ってない。先ほどの羽前千歳で今度は在来線のレールを横切り、各駅に停車しながら北上する。
新庄は山形新幹線の終着駅。ホームの中央に2本のホームを結ぶ渡り廊下のようなところがあり、それを挟んで新幹線のレールと在来線のレールが相対している。それの外側のホームに陸羽東線のディーゼルカーが待っていた。
10時発の小牛田行きは座席の半分弱を埋めて出発。出発するとすぐ、ここでまた待避線へ渡る新幹線レールを横切る。しばらく山形新幹線と平行して走り次第に東に向きを変える。再び東北の背骨の中に入っていくが、降雪も積雪も増えてきた。スピードが上がると豪快に雪を巻き上げる。これが見たかった!!
ところが、列車の後ろの窓から見ると、巻き上げた雪がすごい、過ぎゆくレールも見えないくらい。横の窓も後ろほどではないが景色をさえぎっている。これでは写真も撮れない。豪雪というほどではないが地形によって雪の量が違う。仙山線よりも人けがある峠越えのような気がする。
トンネルを抜けると雪の量が一気に少なくなった。すぐの鳴子温泉では雪のないところのほうが多いような景色だ。この落差、裏と表の違いだな。有名な温泉らしく多くのお客さんが乗り込んできて列車は山を降りる。
平野の真ん中へ降りてきて東北新幹線との接続駅古川、そして東北線と接続する小牛田に12時4分到着。駅前の定食屋さんでカツ丼を食べる。以外やお客さんは旅人や営業マンが多い。駅前だから当然なのか。
小牛田から女川行きで石巻へ、石巻から仙石線で仙台へと乗り継ぐ。遠回りになるが仙石線の途中で日本三景の一つである松島の海岸沿いを通るから。
13時12分小牛田を出た古いタイプのディーゼルはわずかなお客を乗せ田園地帯を行く。低い山が近づき石巻の町に入ってきた。海に近づくと山が現われるとは三陸のリアス式海岸が近いからか。
石巻では4分の待合せ、東京の通勤型電車が待っていた。仙台の近郊通勤路線になっているのだろうが、ここでこの電車と出会うとは。通勤型電車はどうしても旅心をそいでしまう。
松島海岸駅の手前でつい居眠りしてしまった。このあと、見え隠れする海を見ながら行くが、眠っていたときの景色はもう戻らない。残念ながら松島の印象は何もない。
塩釜からは完全に仙台の都市圏。電車のシートはロングシートで乗客も増えてくるし、仙台まであと10分足らずのところで地下にもぐる。なんだか東北へきているのを忘れそう。
仙台駅ビルでお土産を仕入れ、駅前の歩行者デッキに出ると雪が激しく降っている。これはやはり東北の景色か!
仙台16時26分の東北新幹線、東京で18時20分ののぞみに乗り継ぐと岐阜には20時34分に到着予定。約4時間で帰ることができてしまう。さすがに新幹線は速い、今回は仙台ー盛岡を2往復使ったが青森方面へは大変便利。将来札幌まで開通すれば北海道旅行も新幹線を利用したいと思う。
ただこの3日間やはり印象に残ったのはローカル線であり、時間はかかるが景色もゆっくり流れ気持ちにも大いにゆとりが生まれる。できることなら運転本数をもう少し増やして頂ければ途中下車する余裕が出てくるのだが。
旅人のためよりもむしろ地元の人の移動の足のためにもっと頻発されるべきだ。低炭素社会への転換が求められている今、車からの乗換えを促す大きな一歩になる。
そんな今、なんで高速道路どこまでも1000円なんて政策を打つのだ。私の税金をそんなものに使ってほしくない、それよりJRの青春18切符を年間通して使えるように使ってほしい。道路族議員は道路財源を道路以外に使わせないというが、高速道路を使えない納税者もたくさんいるはずだ。
東京での乗換えに12分しか取らなかったので少々心配だったが、すでに仙台で5分ほど送れの新幹線は、東京までに3分取り戻し岐阜へは予定通り帰ってくることができた。
天気予報によれば今日は寒くなり雪が降るとのこと。
仙台7時7分発の仙山線山形行きに乗る。月曜日の朝なので通勤通学客がかなり乗っている。仙台から20数分高度を上げながら山間部に入ってゆくが、こんな所にもと思うような所にいくつもの新しい住宅地が造られている。このあたりから降り出した雪は降ったり止んだり、そしてだんだん多くなり、作並・山寺といった聞いたことのある駅名を過ぎ峠を越える。駅前の階段をスコップで除雪している人がいる駅も。この仙山線は交流電化の実験が行われた線で電化はかなり古い。東北地方で電化されているJR線は仙石線を除いて交流だ。交流も直流もそれぞれ短所長所があるようだが新幹線は交流を採用している。在来線には交直両用電車が走っており、切換えの無電区間では車内照明が消えて走るのを北陸線で経験したことがある。
蔵王に上がる事を決めかねていたが電車から見る蔵王方面は雲に隠れている。電車の車掌に聞いてみた。「はっきりはわからないがこの天気だと吹雪いているのじゃないかな」で蔵王はあきらめた。
羽前千歳で奥羽線と合流する。奥羽線の新庄ー福島は山形新幹線として東京から新幹線電車が直通で来ている。ということはここから山形までは二種類のレール幅の電車が走る。昨日通った秋田新幹線の秋田ー大曲は3本のレールで2種類の電車を走らせていたが、ここでは2種類のレールを別々に敷いて走らせていた。一見複線に見えるが単線を2本並べた形だ。だから複線を逆走しているように見える場面もある。羽前千歳を出た電車は新幹線用のレールを横切る。サイズの違うレールがX字に交差する珍しいところである。
山形まで行きすぐ出る新庄行きの普通列車に乗りかえる。山形ー新庄の新幹線は1時間半から2時間に1本しか走ってない。先ほどの羽前千歳で今度は在来線のレールを横切り、各駅に停車しながら北上する。
新庄は山形新幹線の終着駅。ホームの中央に2本のホームを結ぶ渡り廊下のようなところがあり、それを挟んで新幹線のレールと在来線のレールが相対している。それの外側のホームに陸羽東線のディーゼルカーが待っていた。
10時発の小牛田行きは座席の半分弱を埋めて出発。出発するとすぐ、ここでまた待避線へ渡る新幹線レールを横切る。しばらく山形新幹線と平行して走り次第に東に向きを変える。再び東北の背骨の中に入っていくが、降雪も積雪も増えてきた。スピードが上がると豪快に雪を巻き上げる。これが見たかった!!
ところが、列車の後ろの窓から見ると、巻き上げた雪がすごい、過ぎゆくレールも見えないくらい。横の窓も後ろほどではないが景色をさえぎっている。これでは写真も撮れない。豪雪というほどではないが地形によって雪の量が違う。仙山線よりも人けがある峠越えのような気がする。
トンネルを抜けると雪の量が一気に少なくなった。すぐの鳴子温泉では雪のないところのほうが多いような景色だ。この落差、裏と表の違いだな。有名な温泉らしく多くのお客さんが乗り込んできて列車は山を降りる。
平野の真ん中へ降りてきて東北新幹線との接続駅古川、そして東北線と接続する小牛田に12時4分到着。駅前の定食屋さんでカツ丼を食べる。以外やお客さんは旅人や営業マンが多い。駅前だから当然なのか。
小牛田から女川行きで石巻へ、石巻から仙石線で仙台へと乗り継ぐ。遠回りになるが仙石線の途中で日本三景の一つである松島の海岸沿いを通るから。
13時12分小牛田を出た古いタイプのディーゼルはわずかなお客を乗せ田園地帯を行く。低い山が近づき石巻の町に入ってきた。海に近づくと山が現われるとは三陸のリアス式海岸が近いからか。
石巻では4分の待合せ、東京の通勤型電車が待っていた。仙台の近郊通勤路線になっているのだろうが、ここでこの電車と出会うとは。通勤型電車はどうしても旅心をそいでしまう。
松島海岸駅の手前でつい居眠りしてしまった。このあと、見え隠れする海を見ながら行くが、眠っていたときの景色はもう戻らない。残念ながら松島の印象は何もない。
塩釜からは完全に仙台の都市圏。電車のシートはロングシートで乗客も増えてくるし、仙台まであと10分足らずのところで地下にもぐる。なんだか東北へきているのを忘れそう。
仙台駅ビルでお土産を仕入れ、駅前の歩行者デッキに出ると雪が激しく降っている。これはやはり東北の景色か!
仙台16時26分の東北新幹線、東京で18時20分ののぞみに乗り継ぐと岐阜には20時34分に到着予定。約4時間で帰ることができてしまう。さすがに新幹線は速い、今回は仙台ー盛岡を2往復使ったが青森方面へは大変便利。将来札幌まで開通すれば北海道旅行も新幹線を利用したいと思う。
ただこの3日間やはり印象に残ったのはローカル線であり、時間はかかるが景色もゆっくり流れ気持ちにも大いにゆとりが生まれる。できることなら運転本数をもう少し増やして頂ければ途中下車する余裕が出てくるのだが。
旅人のためよりもむしろ地元の人の移動の足のためにもっと頻発されるべきだ。低炭素社会への転換が求められている今、車からの乗換えを促す大きな一歩になる。
そんな今、なんで高速道路どこまでも1000円なんて政策を打つのだ。私の税金をそんなものに使ってほしくない、それよりJRの青春18切符を年間通して使えるように使ってほしい。道路族議員は道路財源を道路以外に使わせないというが、高速道路を使えない納税者もたくさんいるはずだ。
東京での乗換えに12分しか取らなかったので少々心配だったが、すでに仙台で5分ほど送れの新幹線は、東京までに3分取り戻し岐阜へは予定通り帰ってくることができた。
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